3.2.3 大船渡港
大船渡港での津波高測定結果と計算結果を図3-2-7、図3-2-8に示す。
相田(1977)モデルの計算結果は比較的実測津波高を再現しているが、Abe(1978)モデルでは計算結果は相田(1977)モデルよりは低めとなっている。
上に述べた津波高測定結果と計算津波高の関係をまとめたものを図3-2-9に示す。図中には計算値=実測値の線(実線)と、参考のため計算値=実測値±1mの線(破線)を添えている。
図をみると、両モデルでの結果共に計算値=実測値の線上近辺に点が集まっていることがわかる。またK=1.14〜1.13、κ=1.22(相田/Abeモデル)となり、再現性は良いことがわかる。