3.2.2 釜石港
釜石港での津波高測定結果と計算結果を図3-2-4、図3-2-5に示す。
計算津波高は両モデルとも実測津波高に比べて高い傾向が伺える。
上に述べた津波高測定結果と計算津波高の関係をまとめたものを図3-2-6に示す。図中には計算値=実測値の線(実線)と、参考のため計算値=実測値±1mの線(破線)を添えている。
図をみると、両モデル共に計算値=実測値の線より上にずれている。またK=0.54〜0.62、κ=1.24〜1.27(相田/Abeモデル)となり、特に計算値の大きさが大きいことがわかる。