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銚子(ちょうし)港

(海図85、水路参考図H-128、H-129)

(港則法適用港、特定第3種漁港(銚子漁港)、第3種漁港(波崎漁港))

沖合に好漁場があり、背後に首都圏の大消費地を控え、まき網・棒うけ網漁業が盛んで、漁船の出入りが非常に多く、10月〜12月はサンマ・サバ漁船で混雑する。

気象 風向は冬季は北西〜北東、夏季は南南西が多く、強風は冬季は北寄り、夏季は南寄りが多い。

霧は5月初旬〜8月初旬、最も多いのは7月に発生し、夕方から朝までかかり、日中は消えるが、南寄りの風が連吹するときは視程0の日が一両日続くこともある。

海象 北〜北東の風が連吹するときには河口は波が高く、北西〜北〜北東の風力5以上の風が吹き出して約1時間後に波浪は大となり、没頭は垂直になる。特に下げ潮の中・末期ごうには三角波が起こり、4〜5mの高さに達することがある。降雨後出水の下げ潮時には川の流れが4〜5knに達し、河口は険悪となる。

針路法 北方から東・西両防波堤の中央を入ると良い。港奥の第1・第2漁船だまりへは、西内防波堤基部の導流堤南側の水路(水深3〜6m)を通ると良い。

注意 前記のように、河口付近は外海からの波浪及び下げ潮流のため操船が困難なことがあり、一ノ島灯台に打ち上げる波浪が灯台の高さの1/3に達するときは、入港を取りやめ外川漁港(p.115参照)に避泊したほうがよいという。

河口内方の沖ノ明神西側は水路が狭く流れが強いから一層の注意を要する。出港は上げ潮流の末期がよい。

初めて入港する船舶及び北〜北東の強風時に入港する船舶は、事前に海上保安部又は漁業無線局に河口の状況を問い合わせるほうがよい。

廃油処理施設 第2漁船だまり北側(銚子漁港事務所管理課)(?0479-22-6503)

補給 水・燃料油・氷の相補ができる。給油船がある。

修理 多くの船台があるが、上架能力は200t未満である。

その他 銚子海上保安部(別掲)

銚子海運支局(?0479-22-1247)

税関銚子監視署(?0479-22-2479)

銚子市立総合病院(?0479-22-8010)

銚子船員保険保養所(わかしお)(?0479-22-3699)

銚子市漁協(?0479-22-3200)

銚子市黒生漁協(?0479-22-2591)

波崎漁協(?0479-44-1122)

 

 

 

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