付2 参考資料
今回の調査研究に関し収集した参考文献・資料は優に百点を越えるが、ここには本質的なもの、入手が比較的容易なものをリストするに留めた。環境問題の性質から未だに公にされていない文献・内部資料など興味深いものの内、かなりのものが脱落している事をご了解戴きたい。
(財)日本深海技術協会(1995):「一般船舶を利用した海洋観測に関する調査」
本報告書は日本の一般船舶によるVOS観測を実例を挙げ記載している。特に「どんな物理量を測れば何が解るか」の視点からの解説は役に立つであろう。付録にあるVOS観測の実例は当然の事ながら我が国の現状に詳しいのは自然であろうし、日本の海洋学者が如何に貪欲にデータを収集しているかを知る上でも有用である。同様な意味で海洋・総特集号:海洋研究船(1997)からもVOS観測の現状を知る事げ出来る。
原島 省・功刀 正行 (1997): 「海の働きと海洋汚染」掌華房では、海洋環境モニターの為に役立った日韓フェリーを実例を挙げて説明されている。
UNESCO(IOC) (1997): First Session of the joint IOC-WMO IGOSS Ship-of-Opportunity Programme Implementation Panel
IOC-WMO (1997): Summary of Ship-of-Opportunity Programmes
IOCが中心になって進めている国際的なSOOPのレポート。
政策関連の出版物の大部分は政府委員会の報告書や計画書である。ここでは代表的なものに留める。
Science Council (1993): Ocean Oppurtunities for The West Coast of Canada
Committee on Oceans and Coasts (1994): Opportunities From Our Planet
Dept. Canadian Heritage (1995): Sea To Sea To Sea