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〔MPA所有作業船 1991年4月:UNDP資料〕

 

(1)MPA所有作業船リスト

・浚渫船     11隻

バケット式自航船X1隻 1960年建造

サクションホッパー(850=)X1隻 1962年建造

サクションホッパー(1000=)X1隻 1991年建造

サクションホッパー(850=)X1隻 1989年建造

グラブ型浚渫船X7隻 3隻 1970年建造

4隻 1990年建造

 

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(2)現状の問題点他

・浚渫船――・最近の年間浚渫量は,0.4〜1.2百万と変動幅が大きい。

・浚渫船隊の作業実績がかなり低レベルにあり平均不稼働日数が修理,部品待ち,燃料不足等の為かなり多い。

 

・その他作業船――・59隻の内37%が修理中か修理を必要としている。また53%作業船が老朽化し,安全性に問題がある。

・定期的に船体・機関の維持手入れが行われているが,総じて船齢が古く,故障しがちの為,かなりの部分が長期間稼働出来ない。

・この為,入港船は港湾当局側が通常提供するサービス便益を本船自身でカバーしなければならない場合もある。

・例えば,離着岸に際し,利用したいタグボートが足りないために自力操船を強いられ,好条件の潮待ちを余儀なくされることもある。

 

 

 

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