の場合は、防振性能を損なわないように注意しなければならない。
この場合、第1クランプまでの寸法は450mm以上を標準とする。
(b)ケーブルのクランプ(例)
イ. 巻きバンド(図3・52参照)
鋼又はSUS(ステンレス)製のテープ状のもので、電線馬などを用いてケーブルに巻き付けて使用する。止め金具(バンドバックル)と工具が必要である。
ロ. クリップ(図3・53参照)
支柱又は馬を用いて、黄銅や軟鋼製クリップでケーブルをクランプする。
(4)ケーブル導入部の防水処理
(a)概 要
レーダーの各ユニットの中で空中線は、暴露部に装備するので防水構造になっている。
空中線のケーブル導入部は、船用電線貫通金物(JISF8801箱用)が使用されているのが一般的である。
(b)線端の防湿処理と防水処理
がい装ケーブルの外装やシースの切断部は、防湿処理若しくは防水処理を行うこと。
防水処理は、水密隔壁や水密甲板を貫通するケーブルの場合は必ず実施する必要がある。
イ. 防湿処理