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(a)電波の損失は、1m当たり0.08dBであるのでできるだけ短くすること。

(b)布設に際し曲げなければならないときは、屈曲許容半径がE面で200mm、H面では400mm以上であり、同半径以下で急激に曲げないこと。限界半径で曲げる場合、この許容半径の型板を使うこと。

(c)導波管に衝撃荷重を与えないこと。ハンマー等でたたいたりしないこと。

(d)引っ張り応力が加わらないよう布設、固定に注意すること。

(e)工事の途中で開放したまま放置すると、湿気、ごみの付着により性能を落とすおそれがあるので応急防水処理をすること。出荷時に使用される防水キャップとビニールテープを使うとよい。

(f)導波管を甲板等に貫通させる場合、指定の*貫通金具を使い、隙間をパテで埋めること。(注:*印はJISF8801A45等)

 

3・6 ケーブル

3・6・1 同軸管(RF同軸ケーブル)の使用方法

(1)3 GHz帯CX-20DHケーブル単体

CX-20DHケーブル単体の構造図を図3.16及び表3・1に、電気的特性を表3・2に示します。

163-1.gif

 

163-2.gif

 

 

 

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