で接続されている。そして,成層鉄心に巻かれた固定コイルにはその端子S,TがA機,即ち,検定用母線に接続されている。この基本原理は固定コイルFの電源による交番磁界と可動コイルM1(抵抗Rが接続されている。)とM2(インダクタンスの大きいLが接続されている。)が作る回転する磁界との相互作用によって動作するようになっている。 次に指針の動き具合を示す。
で接続されている。そして,成層鉄心に巻かれた固定コイルにはその端子S,TがA機,即ち,検定用母線に接続されている。この基本原理は固定コイルFの電源による交番磁界と可動コイルM1(抵抗Rが接続されている。)とM2(インダクタンスの大きいLが接続されている。)が作る回転する磁界との相互作用によって動作するようになっている。
次に指針の動き具合を示す。
以上の指針の状態を判断し指針の位置が直立静止したときが,両機が同期になったことを示す。 8・11 相順検定器(検相器) 8・11・1 三相誘導電動機を用いる場合
以上の指針の状態を判断し指針の位置が直立静止したときが,両機が同期になったことを示す。
8・11 相順検定器(検相器)
8・11・1 三相誘導電動機を用いる場合
三相誘導電動機の回転方向は,電源側の相順μυωと一致すれば図8・18(a)のように時計式に回転する。ところが,図8・18(b)のように一致していなければ,図8・18(b)のように反時計式に回転するので,よって,図8・18(a)の回転方向(時計式)に図8・18(b)を一致させるためには図8・18(c)のように3相のうち1相を接続替えすればよい。 このようにして電源の相順を判定することができる。
三相誘導電動機の回転方向は,電源側の相順μυωと一致すれば図8・18(a)のように時計式に回転する。ところが,図8・18(b)のように一致していなければ,図8・18(b)のように反時計式に回転するので,よって,図8・18(a)の回転方向(時計式)に図8・18(b)を一致させるためには図8・18(c)のように3相のうち1相を接続替えすればよい。
このようにして電源の相順を判定することができる。
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