電圧の実効値も同様にして求められる。
Iは電流の実効値を表し,V(又はE)は電圧の実効値を表す。この実効値は,二乗平均値の平方根であるところから,英語では,root mean square value,略してRMSといい,また,effective valueともいう。よってIe,Veと表示する場合もある。
この実効値は広く実用的に使用され,通常は,交流用の電流計・電圧計等は実効値で示されていることに注意しなければならない。
そこで計算によれば(6・1・10)(〔応用〕を参照のこと。)実効値のI又はVと最大値Im又はVmとの間には次の関係がある。