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このことはR1,R2,R3,R4……と多数のRn〔Ω〕を直列接続すると,その合成抵抗R〔Ω〕は直列接続の各部の抵抗〔Ω〕の和である。

〔例題〕(1)大きさが,それぞれ5〔Ω〕,10〔Ω〕,15〔Ω〕,20〔Ω〕の抵抗を直列に接続したときの合成抵抗Rは何〔Ω〕か,また両端に100〔V〕の電圧を加えたときの電流は何〔A〕か。

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〔例題〕(2) 例題(1)において,それぞれの抵抗にはどのように電圧が分布しているか。

〔解〕  電流が一様に2〔A〕流れているから,オームの法則によって

5×2=10〔V〕, 10×2=20〔V〕, 15×2=30〔V〕

20×2=40〔V〕のように電圧が分布している。

 

5・9・2 並列接続の合成抵抗

 

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