? インマルサットは1998年の総会で条約改正を審議し、民営化された新会社と、縮小された国際機構に組織改正される予定である。これに対し、本小委員会においては、本件が重要条件であり、IMOからコメントできる最後の機会であるという認識の下審議が行われた。
リベリアから、SOLAS条約に関するGMDSSプロバイダーのシステム選定に当たっては、新規業者が出てくるような場合には、IMOメンバーも関与すべきとの意見が述べられた。
ICSから、SOLAS条約に関する提供サービス(GMDSS)は、新会社が他の会社にとって変わられた場合にも保証されるのかとの質問がなされ、インマルサットより、協定により保証されるとの回答があった。
小委員会は、IMOの立場を確認するインマルサット中間作業部会に対する文書を作成した。
(7) 緊急無線通信:誤警報及び妨害
コスパス・サーサットシステムにおける406MHzでの有害な干渉を除くため、各国は必要な措置をとることとし、措置の報告をIMOとICAOに年間ベースで提出することとなった。
(8) 1979SAR会議及びGMDSS導入に関する事項を含む捜索救助関連事項
IR(97)-3-3-5参照
(9) HSCコードの見直し
本議題については文書の提出なく審議は行われなかった。
(10) COMSAR4の作業計画
RoRoフェリーの安全性の議題が延長されたほか、衛星電話に関する議題が追加された。
(11) 1999年の議長及び副議長の選出
ボグダノフ議長(ロシア連邦)及びホルバーグ副議長(スウェーデン)がともに再選された。