1.3.4実験時操船者
自船の船型に応じて、各々に運航実務経験者を当てるものとした。
大型船の場合は、平成8年度の実験と同様に水先人による操船を実施した。
小型船の場合は、当該海域の航行経験を有する小型船の船長による操船を実施した。
(船長歴10年、来島海峡通峡は平均2回/月程度)
1.3.5評価対象海域
実験の評価対象海域を図?‐1−23に示す。

なお、実験に先立ち、大型船・小型船それぞれの操船者から、通峡時の操船計画(目的航路)を取得した。
図IV-1-24〜図IV-1-27に大型船の操船計画を、図IV-1-28〜図IV-1-31に小型船の操船計画を示す。
なお、右側通航時の操船計画(南流時に中水道を北航、および南流時に西水道を南航)については、大型船の操船者は順中逆西を基本とし、その都度変針動作を決定するものとされた。小型船の操船者は潮流の違いを考慮した操船計画が立てられた。
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