5,3.2来島海峡におけるトランジット目標 (1)橋梁の吊りワイヤーによるトランジット 橋梁自身の中にあって、トランジット目標の可能性が高いものとヤーがある。このワイヤーでのトランジット方位を例えば359、358、357とすれば、ワイヤーの間隔は橋の幅が27mの場合、それぞれ38.560m、40.029m、41.576mとなる。
5,3.2来島海峡におけるトランジット目標
(1)橋梁の吊りワイヤーによるトランジット
橋梁自身の中にあって、トランジット目標の可能性が高いものとヤーがある。このワイヤーでのトランジット方位を例えば359、358、357とすれば、ワイヤーの間隔は橋の幅が27mの場合、それぞれ38.560m、40.029m、41.576mとなる。
この場合のトランジットになる2本のワイヤーの距離はそれぞれ、47.07m、48.28m、49.57mとなる。この間隔でトランジットを構成した場合の、トランジット位置の線の横変位量は図?-5-11の様になる。来島海峡では、橋からおおよそ1500m(0.8海里)離れた地点までの横変位検出が重要であるが、図ではこの地点以前の900m(0.5海里)ですでに横変位検出誤差が100m以上あることが判る。このことは、この程度のトランジットでは、潮流による横変位を素早く検知することが難しいことを意味している。
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