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3.実施経過の概要

前掲の学識経験者および関係官庁職員で構成する「輻輳海域における海上交通安全制度についての調査研究委員会」を設置、平成8年度、9年度には「同、作業部会」を設置して調査研究を実施した。

委員会、作業部会等の開催状況は以下のとおりである。

 

<平成7年度>

(1)委員会

第1回 平成7年5月29日

o 平成7年度事業計画について

o 行先信号に関する現行法および趣旨等について

o 既存調査資料について

o 現行「行先信号」の問題点の抽出方法について

第2回 平成7年9月12日

o 改善策の総合的検討について

o 来島海峡の航行安全対策に関する意識調査について

第3回 平成7年11月17日

o 行先信号の改善策について

o 通航船船舶の実態調査について

o 海難の発生件数調査について

o 報告書の目次について

第4回 平成8年2月9日

o 中間報告書(案)について

 

(2)意識調査

?海上交通安全法に規定されている「行先信号」に関する意識調査

実施期間:平成7年6月26日〜平成7年7月18日

調査票配布数:124部

概要:海上交通安全法航路を頻繁に通航している船舶の運航者に調査票を配布し、現行の行先信号についての問題点および意見等を把握した。

 

?来島海峡の航行安全対策に関する意識調査

実施期間:平成7年10月20日〜平成7年12月8日

調査票配布数:1,116部

概要:同海峡を通航した経験がある運航者に調査票を配布し、同海峡の航行安全対策等に関する意見等を把握した。

 

 

 

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