日本財団 図書館


作業上の一般的な注意

 

(1) 担当の作業責任者をはっきりさせておきます。

(2) 事前の打ち合わせを十分行い、作業員一人一人に、その作業分担及び作業要領を把握させます。

158-1.gif

(3) 緊急時の応急対策について、十分話し合っておきます。

? 緊急時の信号はどうか。

? 電話連絡の場合には、その連絡先はどこか。(海上保安庁の現地機関への連絡速報などを含める。)

(4) 作業中に起こり得る、あらゆる事態に即応できるように、十分な作業員を配置しておくとともに、作業分担を事前に定めておきます。

(5) 作業開始前に、船内設備や機器類の再点検と確認を行います。

? 弁の開閉に誤りはないか。

? パイプに破孔部や開口部はないか。

? 油面計の作動は良好か。

? ホースなどの長さは適当か。

? 使用するホースやその接続部分(ナットの片締め、パッキン、フランジ等)の状態はよいか。

? 油受皿やスカッパーヘの木栓又はウエスなどによる施栓は十分か。

? 使用後ホースを取外したとき、取外し口にとりつける蓋の用意はよいか。

カーゴラインは正(+)圧か。

? エアパイプは開放されているかどうか。

? オイルフェンス、油処理剤などの防除資器材が準備されているか。ま

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION