作業上の一般的な注意
(1) 担当の作業責任者をはっきりさせておきます。
(2) 事前の打ち合わせを十分行い、作業員一人一人に、その作業分担及び作業要領を把握させます。
(3) 緊急時の応急対策について、十分話し合っておきます。
? 緊急時の信号はどうか。
? 電話連絡の場合には、その連絡先はどこか。(海上保安庁の現地機関への連絡速報などを含める。)
(4) 作業中に起こり得る、あらゆる事態に即応できるように、十分な作業員を配置しておくとともに、作業分担を事前に定めておきます。
(5) 作業開始前に、船内設備や機器類の再点検と確認を行います。
? 弁の開閉に誤りはないか。
? パイプに破孔部や開口部はないか。
? 油面計の作動は良好か。
? ホースなどの長さは適当か。
? 使用するホースやその接続部分(ナットの片締め、パッキン、フランジ等)の状態はよいか。
? 油受皿やスカッパーヘの木栓又はウエスなどによる施栓は十分か。
? 使用後ホースを取外したとき、取外し口にとりつける蓋の用意はよいか。
カーゴラインは正(+)圧か。
? エアパイプは開放されているかどうか。
? オイルフェンス、油処理剤などの防除資器材が準備されているか。ま