3. 舶用機器輸出入予測
(1) 予測の対象
予測対象品目、予測年次は内需予測と同一である。
(2) 予測のフレームワーク
?輸出のフレームワーク
ある国への輸出は、?当該国の新造船竣工量、?当該国における日本の舶用機器の競争力(シェア)の2要素によって規定される。この考えに基づいたフレームワークは次のページのとおりである。
輸出仕向地は、1)韓国、2)その他アジア、3)欧州、4)その他の4ブロックに編成した(ブロック構成国には次ページ図注参照)。
また、?については各地域の舶用機器内需データがないため、日本の舶用機器使用原単位と各地域新造船竣工実績により、「見なし内需」を推計し、次に“日本からの輸出実績/見なし内需”から「日本の見なしシェア」を推計した。さらに、各地域の新造船竣工予測と、日本の見なしシェア展望から日本の舶用機器輸出予測を導出する。