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2.1 発電機関におけるNOx値の追跡調査

 

(1)発電機関のNOx値計測

弊社守山第1工場に設置しているダイハツディーゼル製の2台のコージェネ機関

CGEl、CGE2(CGE:Cogenoration Engine)を対象として、1996年6月6日から11月27日までの期間、NOx濃度、機関負荷、給気温度を計測した。

排出NOxの計測は、1回/週、工場内の1日の中で発電需要量がピークとなる時間

帯に行った。また、計測毎に燃料のサンプルを採取し、性状の分析を行った。

写真1に、コージェネ室機関配置と機関運転要目を示す。

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066-2.gif

 

(2)NOx変動因子の重回帰分析

IMOのNOx補正式に基づいて、?絶対湿度、?室温、?給気温度、?機関負荷の

計4項目を補正因子とし、下記のようにNOx補正式を定義した。尚、?機関負荷の因子は、コージェネ機関の負荷の変化も考慮して、本解析において付け加えた。

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