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4. まとめ

 

本調査研究ではフラップ舵の高性能化および設計計算手法の確立を目的として水槽試験および性能解析、構造解析計算を実施した。

 

・ 最適舵端板システムにおいて揚力を10%向上させることができた。

・ 性能解析計算により水槽試験より得られた圧力分布、揚力・抗力を推定できることが判った。

・ 構造強度解析により、上下端板を装備した場合の強度推定を行った。今後、実測により精度の確認は必要であるが、計算結果は合理的な傾向を示すことが判った。

以上、種々の切り口から本調査研究をすすめてきたが、今回の調査研究で舵の設計を行う上で有用な基礎データを得ることができたと考える。

 

 

 

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