? 舶用機器
技術の蓄積と新造船工事の増加と共に、舶用機器工業も急速に発展した。1996年末現在で、約200社のメーカーが生産に従事し、韓国舶用機器工業会会員企業の総雇用人員は6万名に上っている。
船種によって差はあるものの、機器のコストは通常、新造船価格のほぼ6割から7割を占め、したがって舶用機器の国産化は韓国造船産業の国際競争力強化の鍵となる要素であった。韓国造船業と機器メーカーとの真摯な協力により、韓国産の舶用機器は全世界で信頼を高めている。
新造船工事の増大に伴って、1988年以来、舶用機器の生産額は年率2割前後の伸びを示し、1996年には1.8兆ウォン、16億米ドルの売上げを記録した。各メーカーは主要船級協会から承認を取得し、全世界の信頼を集めている。