修繕船作業甲板上で本船乗組員からドラム缶の入ったパレットの移動を依頼された。パレットを玉掛し移動し所定の場所に下ろした。しかしパレットの脚が養生材の上に乗らなかった。やり直すため巻き上げの合図をし少し巻き上がった。そのとき乗組員が大声を上げたので、そちらを見ると乗組員がシャックルを外しかけていた。
対策
1. 巻き上げ合図の前には周囲の確認を行うこと。
2. 部外者には、吊荷に触れさせないこと。(船の乗組員だけでなく、外注品の納入、材料の積み込み、積み降しに際しても、共同作業はさけること)
3. 入港時には、船側に申し入れる。外注品等についても契約時に明確にしておく。