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ヒヤリハット運動の展開について

 

安全の確保は、「危険」の防止です。

災害防止のため「先取り安全」が言われています。「先取り安全」には「4S」「危険予知活動」「指差呼称」「作業標準」「点検整備」「疲労防止」「生活指導」などが言われていますが、その中の一つに「ヒヤリハット運動」があります。

「ヒヤリハット運動」は日常作業の行動に中で「ヒヤット」したことや、危険な状態に遭遇して「ハット」した体験を報告しあって、その内容を作業者に知らせて同じ事をしないよう工夫して、安全な職場づくりをしようとする運動です。

そのためには、「ヒヤリハット運動」展開について、よく話し合って取り組むことですが、運動開始後は次の点に注意してください。

 

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ここに記載した「ヒヤリハット」事例は、皆さんの職場でもしばしば体験されるものではないかと思います。これらの事例を数多く集め、それを分析することによって職場の問題点が浮き彫りされると思います。それらを一つ一つ解決していくことによって「危険の防止」が図られ、安全な職場が確立されます。

最後に、報告用紙も参考に添付しましたので、活用してください。

 

 

 

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