(3) 加圧弁(ラジエータキャップ)及びリザーブタンク
清水タンクの清水注入口蓋には加圧弁が取り付けられ,清水系統を密閉すると共に圧力を加えることで,水温が100℃以上になっても沸騰しないようにして気泡の発生を押さえ,冷却効果をよくしている。この加圧弁付蓋は一般にはラジエータキャップと呼ばれプレッシャバルブとバキュームバルブを備えている。冷却水の温度が上昇し体積が膨張してタンク内の圧力が設定圧以上になるとプレッシャバルブが開きタンク内からあふれた水はオーバフローパイプを通ってリザーブタンクに蓄えられる。