キマ容積を含む
内燃機関の圧縮比は一般に次の通りである。
2) 総排気量 ピストンが下死点から上死点に移動する間に排出する容積を排気量と云う。これは,リンダ内に吸い込むことの出来る量でもあるので,エンジンの出力と密接な関係がある。 シリンダ内径をD,ピストンの行程をSとすれば,1シリンダの排気量は
2) 総排気量
ピストンが下死点から上死点に移動する間に排出する容積を排気量と云う。これは,リンダ内に吸い込むことの出来る量でもあるので,エンジンの出力と密接な関係がある。
シリンダ内径をD,ピストンの行程をSとすれば,1シリンダの排気量は
で表され,多気筒のエンジンではすべてのシリンダの排気量を合わせたものをそのエンジンの総排気量と云い,次の式で計算できる。
3) 平均ピストンスピード エンジンが回転しているときのピストンスピードは,上死点及び下死点でゼロになり,その中間付近で最大となる。従ってピストンのスピードは平均したもので表し,これを平均ピストンスピードと云い次式で表される。クランク軸1回転でピストンは1往復するので2Sだけ移動しn回転では2Snとなる。これを秒速に直すために60で割る。 尚平均ピストンスピードを求める時のストロークの単位は(m)なので注意すること。
3) 平均ピストンスピード
エンジンが回転しているときのピストンスピードは,上死点及び下死点でゼロになり,その中間付近で最大となる。従ってピストンのスピードは平均したもので表し,これを平均ピストンスピードと云い次式で表される。クランク軸1回転でピストンは1往復するので2Sだけ移動しn回転では2Snとなる。これを秒速に直すために60で割る。
尚平均ピストンスピードを求める時のストロークの単位は(m)なので注意すること。
4) トルク トルクは回転させようとする力,即ち回転力で図に示すように トルク=(力)×(力が作用する腕の半径)
4) トルク
トルクは回転させようとする力,即ち回転力で図に示すように
トルク=(力)×(力が作用する腕の半径)
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