問2-1-27
4サイクルディーゼルエンジンの燃焼について,正しいものには○,誤っているものには×を( )内に記入しなさい。
( ) 1. ディーゼルエンジンの燃焼は,次の4段階に分けて考えることができる。
?着火遅れの期間 ?爆発的燃焼期間 ?制御燃焼期間 ?後燃え期間
( ) 2. 着火遅れの期間とは,シリンダ内に噴射された燃料が加熱され,着火点に達するまでの期間のことで,この期間に影響を与える幾つかの要素のうち,圧縮圧力の影響は小さい。
( ) 3. 制御燃焼期間とは,爆発的燃焼期間の後に噴射された燃料は,噴射後直ちに引火燃焼を行う。従って,この期間の燃焼は噴射量を制御することで燃焼の長短が変えられるので制御燃焼期間と呼ばれる。
( ) 4. ディーゼルノックとは,後燃え期間が異常に長くなり過ぎた時に起こり,急激な圧力と温度の上昇と,これに伴う燃焼圧力波によって発生する振動音のことである。
( ) 5. 燃料噴射時期が遅すぎる場合は着火遅れは小さくなる,従って燃焼圧力が下がって静かな運転ができる。しかし,排気温度が上昇するなど排気損失が増え熱効率が低下する。
問2-1-28
次の文章は,ディーゼル機関の燃焼過程における後燃えに影響を与える事項を述べているが,正しいものに○,誤っているものに×を( )に付けなさい。
( ) 1.使用燃料に含まれる硫黄分の多少
( ) 2. 燃料噴射時期の早過ぎ
( ) 3. 制御燃焼期間中の燃焼の良否
( ) 4. 使用燃料の発熱量の多少
( ) 5. 燃料噴射弁からの後ダレの有無