(2) SAFECOの解析成果 一つの成果の紹介をするとつぎのとおりとなる。 解析の対象は、安全管理の実施率と船舶損失の関係を明らかにすることである。 まず下図に、船舶の損失と安全管理の実施率との関係は負の指数関数的となっている。
(2) SAFECOの解析成果
一つの成果の紹介をするとつぎのとおりとなる。
解析の対象は、安全管理の実施率と船舶損失の関係を明らかにすることである。
まず下図に、船舶の損失と安全管理の実施率との関係は負の指数関数的となっている。
一方、欧州における船舶損失率は 60損失/年(1000隻)であることが分かっている。 最小の安全管理の実施を0.1ととれば、上図から損失率 5〜6隻/年-1000隻をうる。とすれば、損失は10%に改善されたことになる。 産業標準としては、安全管理を0.5とすることは、そう特異ではないと考えられるが、損失率は1隻程度/年-1000隻となるはずである。 1997年春から実施している。 (3) 現在の課題
一方、欧州における船舶損失率は 60損失/年(1000隻)であることが分かっている。
最小の安全管理の実施を0.1ととれば、上図から損失率 5〜6隻/年-1000隻をうる。とすれば、損失は10%に改善されたことになる。
産業標準としては、安全管理を0.5とすることは、そう特異ではないと考えられるが、損失率は1隻程度/年-1000隻となるはずである。
1997年春から実施している。
(3) 現在の課題
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