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情報システム調査検討委員会の海外調査報告

 

?T 調査概要

 

1 調査目的

 

最近の日本商船隊において、アジア船員との混乗が増大し、少数の日本人管理職による船舶の安全運航を図るため、運航技術を中心とした適切な情報管理・支援が重要となってきており、我が国のみならず先進諸外国における船舶運航の情報管理・支援に関する現状を調査し、情報の種類に対応した適切な通信システムのあり方について検討するため、特に、情報技術の船舶運航への利用が進んでいると思われる北欧方面の現状を把握する目的で、先進海運国であるノルウェー及び英国を調査の対象にした。

 

2 調査の方法

 

あらかじめ、訪問先に質問項目を送付して、その中から、答えて貰える項目を中心にして現地で討議の形をとり、調査することにした。質問項目は、参考資料1に示す通りであり、この中には、システム設計のあり方にも抵触するものがあり、かなり対応の難しい内容を含んでいるので、ほぼ50%の対応が得られれば、調査はまずまずといってよいと考えられる。

 

3 調査日程、調査員、訪問先、面談者及び収集資料

 

3.1 調査日程表

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3.2 調査員

東京商船大学   教   授  杉 崎 昭 生

(財)日本海技協会 調査部次長  田 村 彰 久

 

 

 

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