(4)施設配置計画
●前述したゾーニングに基づく施設整備にあたっては、現在のJR大沼公園駅の駅舎は昭和4年に建築されたもので七飯町町民が長く親しんできた“歴史的建造物”であるところから、それを活用すると仮定すると、国際交流拠点施設もその駅舎と“一体”となったようなデザイン、施設配置が望ましいと思われる。
●そうした考えで作成した施設配置および建物のイメージの一案が(図?-2-4-1)である。
●ポイントは、現在のJR大沼公園駅の駅舎を1ユニットとして、その2倍を付け足すような形とし、中央にあたる部分を2階建てにしてそこに国際交流拠点施設の入口を設けるようにしている点である。
●そして、入口をJR大沼公園駅の入口を囲むようにロータリーとの段差を調整する階段を設け、両サイドには身障者用のスロープを設けるようにする。
●建物の中央及び向かって左側には、花壇を設け、リンゴの木(日本で最初にリンゴが植えられた七飯町に因む)を植える。
●ロータリーには、北海道及び世界各国から5本のモミの木を集めて植栽し、ライトアップをしたり、年末のクリスマスツリーなどの名物となるような電飾を施すようにする。