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(ウ)雨水処理計画

・本地区で新設する施設の雨水処理は道路側溝等で処理する。

・調整池は、既存のレジャー施設等でも設置していないので、今回の開発においても設置しなくても済むと考えられるが、実施に際しては関係機関と協議して確認する必要がある。

 

(エ)電気設備計画

・本地区の既存レジャー施設は、県道沿いの架線から低圧で受電している。

・新設する施設は宿泊施設ゾーン、テントサイトゾーン、レクリエーションゾーンの3つの使用区域に分け受電することとし、前2者を高圧受電、レクリエーションゾーンを低圧受電とする。

・宿泊施設ゾーンは、駐車場付近で受変電し、各施設に低圧で配電する。テントサイトゾーンは、入口ゲート付近で受変電し、適宜高圧または低圧で地区内に配電する。レクリエーションゾーンは、アスレチック広場の北側で受変電し、各施設に低圧で配電する。

・キャンプ場のテントサイトには、一般サイトの17ヶ所にAC電源を設ける。また、キャンプ場は明るくなりすぎないように留意して適宜外灯を設置する。

・レクリエーションゾーン内のテニスコートには夜間照明を設ける。

・地区内の配電は、県道沿いの電力会社の架線以外すべて地下ケーブルとする。

 

(オ)廃棄物処理計画

・地区内で発生するゴミは、町の定期収集により処理することとする。

・ゴミは分別し、地区内に設けたゴミ集積所に各施設から集めておき、町の収集に委ねる。

・ゴミ集積所には、ゴミ置場のほか、場合により、ビン破砕機、空缶プレス機などを設置する。ゴミ集積所は、宿泊施設ゾーンの駐車場の一角などに整備することが考えられるが、生ゴミをはじめとして相当量のゴミがでるので、ゴミ置場の作り方と管理に充分配慮する必要がある。

・地区内で発生するピーク時のゴミの量は、1日約239kgと推定される。

《237人(宿泊総数)+240人(ピーク日帰り客数)》×0.5kg/人・日=238.5kg/日

 

 

 

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