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6. 関連計画の状況

オートビレッジのネットワークを計画するにあたり、考慮すべき県の関連計画としては、次のようなものがあげられる。

 

○ 第5次岡山県総合福祉計画 平成8年4月 岡山県

○ 岡山県観光ビジョン 平成8年10月 岡山県

 

(ア)第5次岡山県総合福祉計画

・本オートビレッジ計画に関連する記述として、次のようなものが注目される。

 

観光部門において

「気軽に宿泊できる施設が整備されたテーマ性のある観光エリアを設定し、そのエリア内の施設を広域的に連携させながら、長期の滞在が可能となるような観光地づくりを市町村とともに促進していく」

「根強いアウトドア志向、自然志向に対応するため、家族で楽しめるキャンプ場の整備に努める」

 

中山間地域部門において

「グリーンツーリズムの推進をはかるため、農業農村生活が体験できる農園付宿泊施設を整備する」

 

農山漁村部門において

「自然環境と調和した農林漁家民宿、貸し農園などの農林漁業体験施設、交流促進センター、スポーツ・レクリエーション施設など都市との交流に必要な受入れ条件の整備に努める」

 

地域振興の方向における高梁地域において

「吹屋ふるさと村、磐窟渓(いわやけい)、弥高山、西山高原など観光拠点吉備川上ふれあい漫画美術館、成羽町美術館などの文化施設、備中神楽や渡り拍子など伝統的な郷土芸能や地域のイベントを活用して、だれもが楽しめる観光地づくりをすすめ、広域での積極的な観光宣伝により誘客に努める」

「河川や渓谷など自然を利用したカヌー、フリークライミング、キャンプなど都会では味わえないアウトドア型レクリエーションを促進する」

 

・以上の記述から、「長期滞在が可能な観光地づくり」、「家族で楽しめるキャンプ場の整備」、「グリーンツーリズムの推進」、「都市との交流のための受入体制の整備」、「西山高原の観光拠点としての整備」、「備中神楽や渡り拍子などイベントの活用」、「フリークライミング、キャンプ、河川や渓谷の利用などアウトドア型レクリエーションの推進」などが必要とされていることが読みとれる。

 

 

 

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