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(2)観光利用状況

・岡山県の平成8年度の観光入込数は、24,545千人で、阪神・淡路大震災の影響を受けた平成7年度に比べて2.3%(548千人)の増加となっている。

・県内・県外別では、50.8%、49.2%で、わずかながら県内観光客が上回っている。

・日帰り、宿泊の別を見ると全体で62.3%、37.7%となっている。なお、岡山県を訪れた観光客の旅行全体の平均宿泊日数は1.6日であり、そのうち県内における平均宿泊日数は1.3日である。

・県外からの観光客12,068千人を出発地別にみると、近畿地方から6,215千人(51.5%)、岡山県を除く中国地方から3,006千人(24.9%)、四国地方から1,496千人(12.4%)であり、この3地方で全体の88.8%を占めている。

・県内観光地のうち、観光客の多いのは、倉敷美観地区(3,799千人)、蒜山高原(2,022千人)、鷲羽山(1,806千人)、吉備津・最上稲荷(1,749千人)、玉野・渋川(1,419千人)の順となっている。

・観光地への最終利用交通機関別では、自家用車(59.3%)、観光バス(22.9%)、鉄道(11.0%)の順である。

・ 観光客の消費金額の状況では、日帰り客の総額は68,958百万円、一人当り8,562円で、宿泊客の総額は100,766百万円、一人当り27,146円となっている。

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