1-5 来訪者の目から
メンバー:高木宏和,山田勝,横田仁司,川崎利夫,梶道信,中川澄子,梶田悟
アドバイザー:岡田実成
(1)来訪者の気持ちになる
第4班は、「来訪者の目からみる」というテーマで集まった地元の人達も、今日は一日初めて訪れた気持ちになって柏原宿を見直そうということでスタートした。
現地踏査はまず柏原駅よりスタート、街道を東へたどり、県道山東伊吹線を北へ成菩提院へとむかう。成菩提院から山裾の道をたどり、恵比須神社を経由して、市場川横で街道へもどる。そこから街道を西へたどり、柏原御殿跡まで行って折り返した。ところどころで立ちどまりながら論議もしてちょうど一時間の散策であった。
婦人会館にもどって休憩の後、見てきたところで「柏原宿のよいところ」と「問題点課題」をそれぞれが出し合い議論を深めた。
それでは、歩いたルートをたどりながら議論の経過を追ってみよう。○は良いところ、●は問題点を示す。
(2)親切でない駅前
柏原駅前の皆の評判は良くない。1つはイメージの問題、もう1つは来訪者にとって丁寧でないこと。
●駅前のイメージが倉庫等で殺風景である。
●駐車、駐輪が乱雑で景観を壊している。
●柏原宿の案内板がない。ルート図などがほしい。できれば所要時間等もはいったもの。
●駅前に喫茶か食事処の一軒位はほしい。
●レンタサイクルがあれば…。
●パンフレットもほしい。
(3)水をもっと活かせないか
参加者の最も興味をおこさせたのは、古井戸や湧水。そこここに古井戸があり、また湧水のきれいな流れがある。水量は昔に比べて減ったそうであるが、貴重な資源といえる。
○湧水が多い。集落内にもかかわらず水がきれい。
○魚が泳いでおり、もっと飼ってもいいのではないか。
○古井戸が多くあるが、かこいをする等でもっと活かしていけばいいのでは…。