◆休憩施設
・ベンチを中心に、野外卓、東屋を一部加える。
・設置場所は、利用者が滞留しやすい場所(展望デッキ付近、見学に適した古墳付近など)、明るく空間にゆとりのある場所など。
◆公衆トイレ
・公園の広さ、園路のめぐり、管理のしやすさなどの関係から、鷹待場支群南水田跡方付近と薬師堂付近の2カ所に設ける。
・規模は小さくて良く、最初は仮設トイレから始めて利用の様子を見る方法もある。その場合、景観に配慮してログ調の簡単な覆屋をかぶせる。
5) フィールド情報
園内を回遊するのに、何も様子がわからないままでは興味が半減する。センター施設で予備情報を得たとしても、フィールドに出れば現場に対応した新たな情報が必要になる。眺山丘陵の魅力を十分伝えるためには、フィールド情報の充実が不可欠である。ここでは解説板、植物ネームプレート、コース標識を整備する。
◆解説板
・利用者の行動を見ていると、解説板を読まずに素通りしてしまうケースが多い。解説の事象が目立つものであれば、行動を止めて解説板にも目を向けやすくなるが、そういう状況がないと行動を停止させにくい。解説文字数が多いとなおさらだ。