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くらいの国です。それが東京サミットの時に東京にやってきて、ツバルの首相が、日本の政府に申し入れをしているのです。

このまま地球温暖化が進むと、ツバルは海抜が2m以下なのだそうです、おそらく今から100年も経たないうちに、国土がみんな水没してしまう。同じように南太平洋の中で、水没してしまう国がいっぱいあると。そうやって出てきた環境難民をあなたたちはどうするのですか。あなたたちが養ってくれるのですかと。

やはり先ほどの冷蔵庫とかフロンとか、色々出したそういう問題が、結局は自分たちのところに返ってきて、世界全体で何とかしなくてはならないということになってしまうのだろうと。新聞というのはそういうことばかりを書いてある縮図ですから、今日お帰りになったら四国新聞を一生懸命お読みになって(笑)、お勉強をしていただきたいと思います。

 

岩田 どうもありがとうございました。私がまとめをする役目を与えられていたのですが、全部明石パネラーにやっていただきましたので、私はまとめる必要はありません。

ただ一言だけ申し述べたいことは、現在、とにかくCO2の排出問題で運輸部門が19.2%であると。そのうちの自動車が86〜87%を占めていると。これは厳然たる事実でありまして、これを我々は絶えず頭に置きながら行動していくと。そのためにはどうやったらいいか。出来るだけ技術開発を進めて、低公害車を普及して行く。これは非常に重要な論点であります。

それからもう1つは、1人1人のドライバーの方が心がけをする。心がけをすることによって自分の命も救われる。交通事故に遭わなくて済む。あるいは経費が節約されて会社の方は利益が上がってウハウハであると。そういうことも頭に置いていただきたい。

あとは?撻僖優蕁爾?虍鷯錣某執錣別簑蠶鶺?鬚気譴泙靴董?辰妨?Ω鯆未呂海譴?蕕匹Δ笋辰討い?里?函?海譴呂笋呂蝓?眈昌毀院?畧邯?院△△襪い六郵颪凌佑燭疏澗里???Ω鯆未里燭瓩砲匹譴世韻?發鮖箸辰討發いい里?▲茵璽蹈奪僂里茲Δ鵬召棒峪?任△辰討發?發鯏蠧?靴董△匹鵑匹鵑修譴論鞍?靴胴圓?戮?世箸いΔ茲Δ箆静世卜?弔里?匹Δ?蓮?鷯錣紡腓?癖??賁椶世蹐Δ隼廚い泙后」

そのあたりの論点もあると思いますが、しかしながら、このまま車が増え続けて車依存社会になると、返ってアメリカのように規制を強化しなければならないという側面すら出てくるわけでありますから、我々も先ほどの明石パネラーではないけれども、ひとつ立ち止まって考えなければならない論点だろうと思います。

本日はそういうことで、まだまだ論じ尽くしたいことがたくさんあるわけですが、これを契機に、我々は色々なことを考えていく、家庭の中でも考えていく、あるいは交通の中でも考えていくと、そういう契機に是非したいと思います。

司会が不手際で時間が延びましたことをお詫びいたしまして、これで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

 

 

 

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