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4. 作業標準

 

動作分析の結果、人員配置、レイアウト解析の結果を踏まえて、漁ろう工程毎に項目、手順、注意点を明記した作業標準を作成した。

作成にあたっては、動作分析の結果、人員配置、レイアウト解析の結果を踏まえて、さらに、漁業経験者により内容の点検を行った。

しかし、漁法は操業形態、漁業会社、船毎に異なっているために、全ての船舶にあてはまる作業標準ではないが、項目によってはまき網漁業全般に通じるものもあり、この中から自船に適合する部分を抽出して、自船独自の作業標準を作成し活用することを願う。

 

大中型まき網作業の全般について

・まき網漁業は、網船1隻、運搬船2隻及び探索船1隻で1船団を構成して漁を行っている。

・基地から出港して入港するまでの所要日数や時間は、地域、漁場、気象海象及び漁獲量等によって異なっている。

・日帰り操業を行っているところでは、午後10時〜11時頃出港し、 1時間から2時間航行して漁場へ向かう。漁場及び漁種によっては、午後3時出港の場合もある。漁場に到着した後、探索を行い2〜4回網入れを行い、翌日の朝午前8時〜9時頃港に戻ってくる。イワシ、サバ漁の場合、2〜4回操業し、1回の操業時間は約2時間で、漁場は前浜(地元沖合)である。7、8、9月頃には青森県から福島県沖まで出漁の場合もあり、この時は廻船となって船内で居住生活となる。操業中の就業時間は、12〜16時間である。

 

 

 

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