(11)VICS(道路交通情報通信システム)による個々の走行車両への情報伝送
【メディア】
・無線電波等(電波ビーコン、光ビーコン、FM多重放送)
【受信機器】
・VICS受信装置
【情報形態】
・画像情報(地図情報)、文字情報、(音声情報:受信側システムが音声合成)
【概要】
・メディアには3種類ある。電波ビーコン方式では、道路管理者(建設省、日本道路公団、首都高速道路公団)が路側に設置した無線設備から位置情報、行き先情報、旅行時間情報等の動的情報を提供する。ビーコン1局あたりの通信エリアは70m程度である。光ビーコンは、公安委員会によって設置された光学式車両感知器を利用して道路交通情報を提供する。主要路線の重要交差点等に設置されている。FM多重放送は、FM放送局が送出する放送波にかさねて道路交通情報を伝送する。広範囲で受信可能である。
・VICSを利用し、即時情報を個々の車両のカーナビゲーションシステムを介して、音声あるいは文字情報としてドライバーに伝達する
・提供情報として、文字表示型(レベル1)、簡易図形表示型(レベル2)、地図表示型(レベル3)の3種類がある。
【コンテンツ】
・即時情報を編集した文字情報
・交通渋滞情報、旅行時間情報、交通規制情報等
【普及状況】
・1996年に首都圏でサービス開始。高速道路では普及率高い。一般道では大阪、愛知でサービス中。2000年までに全国主要一般道でサービス予定。
【即時情報配信に活用する場合の問題点/課題】
・VICS及びカーナビゲーションシステムの普及の度合が、情報伝達手段としての有効性を左右する
・ドライバーへの適切な伝達方法について、十分な検討が必要である
(車両の制御を個々のドライバーが冷静に行うトリガー情報として活用するには、どのような形態の情報として提示すべきか)