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従って学ぶ

(3)研修会で学んだ知識と技術を、実地研修と実行計画の作成と通じて応用する。

2)構成

研修参加者が、帰国後、各国結核対策の中心となって直ちに研修の成果をNTPに生かせるように、総合的かつ実践的な研修として、以下のように1週毎に目的別に構成されている。

1週目(10/20〜25): 基本となる概念の研修

2週目(10/27〜11/2): 結核対策の現場に赴き、WHOモジュールを使って実地研修を行う

3週目(11/3〜7): 総合的な討議とまとめを行う

なお、2週・3週目の研修報告についてはWHOの報告書「資料6]を参照されたい。

 

4. 実施内容

 

1)内容:

20日、開講式に続いて研修会のオリエンテーションがあり、その後「プログラム[資料2]」に沿って講義が行われた。

開講式では、WHO中華人民共和国代表Dr. R. W. K. Gee、WPRO局長Dr. S. T. Han、本会会長の島尾忠男、中華人民共和国保健省のDr .Wang Zhao、同国立結核センターDr. Duanmu Hong Jinよりそれぞれ挨拶があった。

なお、同日夕方に本会主催の懇親会を開催し、研修生、講師ほか関係者との交流が深められた。

2)プログラムの構成: プログラムは、技術、実践、DOTS、実践的研究の4つの面から構成された。(( )内は担当講師)

(1)技術面

・疫学/病理(Enarson)

・疫学/患者発見/民間医療機関(島尾)

・細菌学/検査ネットワークと喀痰検査の精度管理(Kim)

(2)実践面

・WHOのDOTSを取り入れた結核対策のフレームワーク/新国家結核対策プログラムの立案(Ahn)

・中国における結核対策のプライマリーヘルスケアヘの統合(Wang Jie-Xiu)

 

 

 

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