国際観光収入上位国(1996年)
・ 国際観光収入の国別分布についても、国際観光客到着数と同様な傾向が見られる。上位20力国が世界全体の国際観光収入の71%強を占め、上位10力国でも48%を占めている。
・ 1位は前年に引き続き米国で、2位にはフランスを追い抜いてスペインが着いた。東アジア・太平洋地域は順調に伸びたが、特に中国、オーストラリア、香港、タイ、シンガポール、韓国は2桁の伸びを記録した。日本の国際観光収入は3年連続で減少した後、1996年にはプラスに転じた。北米ではメキシコが前年のマイナス成長からプラスに転じた。ポーランドなど中・東欧諸国の国際観光収入は順調に伸びた。