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加味し、更に連携を深め対応することができるよう、福祉と医療そして救急業務に大きな期待が寄せられているところである。

当市では平成10年度に高規格救急車の導入を計画しており、現在、救急救命士は1一人だけですが、今後更に養成して、高度化・多様化する救急業務に、その体制の充実を図っていかなければならない。

 

2 理解を高めるために

『救えるのは今そこに居るあなたしかいない』この意識こそが大切な生命を救うための心肺蘇生法であり、この認識を市民一人ひとりが深めることが重要であり、その意識革命が受講者拡大につながることとなる。

救急救命処置の必要な事案は、いつ、どこで、どのような事態により発生するか予測できるものではない。

その現場に居合わせた誰かが、即座に心肺蘇生法や、応急手当を行わなければ、大切な生命を救うことができないので、まず家庭内、そして近隣、地域へとその輪を拡げなければならない。

講習会場では救急隊員が、体験した救急事例等も交えながら指導するので、受講者は真剣に訓練に励んでおり、これからも継続し、一人でも多くの市民に「CPRのABC」の習得を願っている。

 

おわりに

心肺蘇生法の指導にあたっては、市民の理解と協力により、効果が期待できるものであり、これからの普及手段を検討することも必要である。この講習を通じて、 一人でも多くの市民の方々が習得し、尊い生命を救うことができる知識と技術を身につけていただくことにより、市民生活の安心と安全に役立つことができるものと確信する。

そのために指導する職員も更に一層、指導力の向上に努力している。

(菊地 亮)

 

予防・広報

「安全で住みよいまちを目ざして」

福井地区消防本部(福井県)

 

はじめに

当本部は、日本列島のほぼ中央部にあって、日本海に面し、福井県の北部に位置する県都・福井市に所在している。消防の沿革としては、昭和23年に福井市消防本部が発足、昭和46年11月には福井市を中核として、周辺の林業を中心とする美山町、漁業と観光の越廼村、それに穀倉地帯を抱える清水町の1市2町1村による広域消防として、福井地区消防組合が設立された。

管内は、総面積563.13k?u、人口約27万人、気候は西高東低の気圧配置となる冬期には時折豪雪に見舞われ、年間を通して降水量も多いが、反面これが大きな自然の恵みをもたらし、生活満足度日本一にもランクされた名立たる山紫水明の地でもある。また、日本海に面した越前海岸国定公園の海岸線一帯は、奇勝奇岩が続き、年間を通じて大勢の観光客が訪れる一大観光地でもある。しかし、不幸にも本年1月に発生したロシアタンカー「ナホトカ号」からの油流出事故により、一時は油で汚染された魚介類の生息と風光明媚な海岸線の回復が危ぶまれたが、救援物資の調達等、いち早く全国各地から温かい手がさしのべられ、しかも油回収作業に従事されたボランティアの方々の大きなご支援のおかげで、ようやく元の美しい海に戻っており、海岸線も生き返って、漁業関係者をはじめ、地元の人々も活気に満ちあふれている今日この頃である。

さて、当地区の消防組織は、1本部4署・15分遣所、職員数367人を配し、消防団も1団本部・3分団・914人の構成で、常備・非常備一致協力した体制をとり、真に住民の信頼に応えられる体制を整えている。とりわけ、本年は予防広報業務に男性にはない「ソフトさ」、「やさしさ」を発揮させるため、2人の女性消防官を採用。現在では、署の予防課に配属され、広報をはじめとした、予防行政の一翼を担って頑張っている。

 

1 予防行政の推進

 

 

 

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