゛私の一言でみんなが動く!"
「やっぱり消火訓練はやっておいた方がいいですよ。」タレントの辺見えみりさんが、防火、防災についてさかんにPRしている。
辺見さんは「春の火災予防運動」の関連で、東京・麻布消防署の一日所長を務めた。紺の征服に、ちょっと大きめの帽子。なかなかお似合いだ。「一日消防署長」のたすきを掛けて、テレビ朝日で消防訓練の指揮をとった。高さ15mのハシゴ車の上から、「始め」と号令。一斉放水が行われた。「私、高い所は平気なんです。」と、ハシゴ車の上で平気な顔。「私の一言でみんなが動いてくれるからとても気持ちがいい」とご機嫌だった。
これをきっかけに辺見さんは、会う人に火の用心の大切さを話している。
辺見さんは、西郷輝彦さんと辺見マリさんの長女。4歳の時からクラシックバレエを習った。中学生の時、ヒザに水がたまったためバレエは断念。その後、母親の反対はあったが芸能界に入り、平成5年、「いちご白書」(テレビ朝日系)でデビューした。「歌、ドラマ、バラエティー。なんでもできる人になりたい。」性格はさばさばしていて、ちょっと男っぽい。男友だちも多いらしい。
最近、恋の噂もあった。「恋の炎は燃えていません。彼は仲のいい友だちです」。女性誌などで騒がれた噂は、あっさりと消し去ってしまった。
昭和51年12月16日生まれの20歳。「今は仕事が楽しい。仕事に専念します。結婚はまだまだ先。28歳くらいで結婚しようなんて考えています」。
そう言えば、「いちご白書」でデビュー後、ドラマは「憎しみに微笑んで」(TBS系)などに出演、平成6年には歌手の仲間入り。CM、ラジオ、テレビのバラエティーでも活躍している。4月からはテレビ朝日系「司馬遼太郎の功名が辻」(木曜夜8時)に出ている。女間者役で、お色気をふりまいている。
恋の炎は消し去り、仕事に燃えている。
(インタビュー・編集部)