三浦市長 久野 隆作
気候温暖の地、三浦半島の先端に位置した三浦市に、全国各地から選手・役員のみなさんをお迎えし、第36回全国教職員相撲選手権大会が盛大に開催されますことは、誠に喜ばしく、5万4千市民とともに心から歓迎申し上げます。
三浦市は、マグロのまちとして栄え、世界各地の海から水揚げされるマグロは、三崎漁港のシンボルとして全国にその名を知られています。また、温暖な気候に恵まれた肥沃な台地では、大根、キャベツ、スイカなど、全国でも屈指の生産を誇っております。
こうした、本市において全国教職員相撲選手権大会が開催されますことは、平成10年に神奈川県で開催されます「かながわ・ゆめ国体」の相撲競技リハーサル大会として、誠に意義深いものであり、かながわ・ゆめ国体の足がかりとして、また、相撲競技の振興発展に大きく寄与するものと期待しております。
この大会に向けて日頃鍛練された選手のみなさんには、その力と技を遺憾なく発揮していただき、素晴らしい成果を上げられますことを心よりお祈りいたします。また、この機会をとおしてお互いの交流を深め、きびしい競技の中から生まれる友情の輪を全国に広げられますとともに、三浦市の歴史や文化、そして市民とのふれあいの中に、一生の思い出を刻んでいただき、来年開催されます「かながわ・ゆめ国体」で再びお会いできますようお待ちしております。
終りに、本大会の開催にあたり、格別のご高配を賜りました関係各位に衷心より御礼申し上げますとともに、本大会の成功を祈念し、歓迎のことばといたします。
