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付属書1

 

VTSの一般運用手続き

 

ワーキンググループでは、VTS運用手続きは「部内」と「対外」とに分けることが出来、さらにこれを「定常」と「緊急」とに分けることとした。

 

ワーキンググループでは、すべてのVTSに適用される特別の運用手続きを作成することは不可能であると考えた。したがって、以下のリストは、VTS当局に対し、独自の運用手続きを作成する必要のある事項として示そうとするものである。

 

対外定常業務手続きは、利用者及び連携機関との間の連携作業について規定するものである。

 

到 着

 

・現地の規則及び規程に従って、事前情報を収集する。

・進入船舶を識別し、通信を設定する。

 

VTS区域に入域する船舶

 

・必要な事前情報を入手していることを確認する。

・ 必要であれば、その他の情報の入手を開始する。

 

VTS区域を通過する船舶

 

・参加船舶の動きを監視する。

・ 参加船舶の動きに影響を及ぼすと考えられれば、非参加船舶の動きを監視する。

・参加船舶に次の適切な情報を提供する。

- 環境状態

- 交通状況

 

 

 

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