? 静置15分後に図Bの容器?に移す際に容器?のガラス面に試験油が付着する。
? 容器?に設けたふるい(呼び寸法1.7mm)の網目に表層のゲル化油が目づまりし、液状の粘度の高い油の通過を塞ぐ結果となった。
以上により、容器?に設けたふるい上に未ゲル化油等がとりのこされ、容器?に油分が入り込まないことが観察された。このため、ゲル化率の算出式でみると、
ゲル化率(%)={1−(四塩化炭素層の油分量)/5g}×100
( )内の四塩化炭素の油分量は限りなく0に近づく結果としてゲル化率は100%の値となる。