(5) 階級への本採用
以下の条件を満たした職員は、階級に本採用される。
ア パンチェシラ、1945年憲法、国家及び政府に対し忠誠と服従を示したこと
イ 素行及び性格が良好なこと
ウ 業務を遂行するための能力を有していること
エ 肉体的精神的に健康であること
本採用のためには、アからウまでの事項については上司の作成によるその旨を記載した書面、エについては厚生省によって任命された委員会あるいは担当官の証明書が必要である。
採用される階級は、学歴に応じて決められている。学歴と採用される階級の関係は表12のとおりである。
3 昇任
昇任には、階級における昇任と官職における昇任の2種類がある。
(1) 階級における昇任
階級における昇任とはより高い階級に上がることを意味する。
?@昇任の種類
階級における昇任は要件の差異、昇任が行われる際の職員の身分の違い等に応じて、以下の10種類に分類されている。それぞれの昇任の種類に要求される要件は必要条件であり、要件を満たしたことにより自動的に昇任が行われるということではない。
ア 普通昇任
現在の階級に4年在職し、かつ勤務評定の全ての項目の成績が「Good」以上の者、または現在の階級に5年在職し、かつ勤務評定の全ての項目の成績が「Fair」以上の者が、上位の階級に昇任すること。
