イ.産業別
次に産業別の特徴をみてみると、「電気・ガス・熱供給、水道業、サービス業」が「導入している」23%で最も高く、次いで「製造業」19%、「卸売・小売業、飲食店」14%の順となっている。さらに、この「導入している」に1年以内に「導入を予定している」企業を合わせてみてみると、やはり「電気・ガス・熱供給、水道業、サービス業」が32%と最高で、平成7年調査時の6%からここ2年間で3割台に伸びている。次いで「製造業」と「卸売・小売業、飲食店」が共に25%と平成7年調査時より5〜6%の伸びとなっており、いずれも他産業に比べてやや高めとなっている。また、平成7年調査では1社もなかった「金融・保険業、不動産業」が、今回調査では5%の企業が導入予定であることが注目される。しかし、「今後導入する考えがない」企業として「運輸・通信業」及び「金融・保険業、不動産業」が共に76%となっており他産業とは極めて対照的となっている。