9. 子ども地域環境フォーラムin京都
(1)夏の自然教育デイキャンプ―ネイチャーウォッチング
フォーラム全体プログラムの前提となる地域自然に親しむための基本的な体験の姿勢作りとして、子ども達が自分たちの興味の範囲で主体的に自然体験ができるようプログラムを設定しました。「自然探検隊」を目的別にグループ分けし、自分たちの実感・体感として自然に親しむ経験を与えることを主眼とした内容となりました。特に自然体験において、感性豊かな幼児および小学校低学年を対象としたこともあり、様々なプログラムの中で、新しいネイチャーウォッチングの姿勢が築き上げられたと思われます。
☆3つの自然探検隊
1)虫取り――様々な昆虫を採集し、各スタッフが子どもを補助するという形で、具体的に昆虫などの生態を学習。
2)川遊び――川の中にいる水中生物の生態観察。虫取り同様、水中生物の生態を図鑑などで確認しながら学習。
3)植物採集――ファーム周辺の田畑、森林の中で、自分たちの視点で採集し、植生をチェックするとともに、押し花などのクラフトも行う。
主 催 : 日本青少年育成協会:京都支部
日 時 : 1997年8月19日(火) 午前9:00〜午後5:00
場 所 : 京都府船井郡日吉町胡麻 コスモスファーム
参加者 : 幼児(年長・年中) ―12名
小学生(小学1.2.3年)―28名
スタッフ ―7名 合計47名
プログラム内容:
・ 9:00〜 ―京都市内出発
・10:40〜 ―コスモスファーム着
・11:10〜 ―探検出発
・12:30〜 ―昼食
・13:30〜 ―探検再出発→生体調査→生体学習
・15:30〜 ―コスモスファーム発
・17:00〜 ―京都市内出着