マルティン・オタヴァ[演出]
Martin Otava
1963年生まれ。これまでにプラハ国立歌劇場、ブルノ国民劇場をはじめチェコ各地のオペラハウスで演出を手がけるほか、オーストリア、スペインなどの音楽祭で芸術監督を務める。また、チェコ共和国文化省の公演を受けて毎年プラハで開催される野外オペラフェスティバルのチーフプロデューサーとしても活躍している。1991年からはプラハ国立劇場の舞台芸術監督として、ドニゼッテイ「愛の妙薬」、グノー「ファウスト」、モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」、ワーグナー「ローエングリン」などを手がけ好評を博している。
東響コーラス
The Tokyo Symphony Chorus
1987年に東京交響楽団直属のアマチュア合唱団として発足。入団時と公演前に独自のオーディション制をとり、毎年のベートーヴェン「第九」やマーラー「復活」、ヴェルディ「レクイエム」、シェーンベルク「モーゼとアロン」などで実績を積んでいる。東響コーラス創立10周年記念公演となった1997年9月定期演奏会ではシェーンベルク「ヤコブの梯子」のほか無伴奏で「地には平和」を歌い、その確かな実力で聴衆を魅了した。
三澤洋史[合唱指揮](東響コーラス)
Hirofumi Misawa
国立音楽大学声楽科卒業。在学中より指揮に転向し、ベルリン芸術大学指揮科を首席で卒業。1985年「東京の夏」音楽祭でオペラ「カーリュー・リバー」を指揮してデビュー。以後二期会公演をはじめ、東京室内歌劇場、京都オペラ協会など多数の公演を指揮する。合唱指揮者としては二期会合唱団、東京オペラシンガーズなどとともに多数のオペラ公演、オーケストラの定期演奏会に参加。現在、東京芸術大学非常勤講師。
東京少年少女合唱隊
The Little Singers of Tokyo
1951年、故ポーロ・アヌイ神父と長谷川新―により設立される。グレゴリオ聖歌から現代作品まで幅広いジャンルのレパートリーを擁し、年に2回の定期演奏会のほか、国内外のオーケストラやオペラ劇場との共演など活動の場を広げている。1964年以来海外公演は24回を数える。1990年EBU国際合唱コンクール児童合唱部門第1位を受賞した。