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2.2 IDEFO(Function/Activity Modeling)

機能モデリング手法としてIDEFOがある。業務がどのような機能により構成されているかを表す手法であり、現状の業務モデルの分析や将来の業務モデルの作成を行う。

IDEFOでは、各機能は、動詞によって機能(又はアクティビティ)が記述されるボックスとインプット(I:Input)、アウトプット(0:Output)、規約などを表すコントロール(C:Control)、人や物のリソースなどを表すメカニズム(M:Mechanism)の頭文字をとったICOMと呼ばれるアロー(矢印)によって表現される。このICOMによって、各機能は、「入力したものを、どのような条件のもとで、何を使って、どのようにして、何を出力する」と明確に記述することができる。

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IDEFOでは作成したモデルの階層表現が可能である。このため、トップダウンで上位層から記述することも可能であり、ボトムアップで下位層から記述することも可能である。階層化が可能なことは、全体を把握するためには上位階層で把握し、詳細については下位階層を参照することにより可能である。また、インターフェースが統一されているため複数のメンバーで分担してモデル化を進めることも可能である。ただし、これらのモデリングにあたっては、モデリングを行う目的、環境、視点を常に意識して作業を進めていく必要がある。

また、下図のように機能(アクティビティ)毎に複数の階層に分けて機能を展開することにより、機能(アクティビティ)毎のコストを計算してモデル全体のコスト計算を行うABC手法(Activity Based Costing)を適用してコスト計算することも可能である。

 

 

 

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