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政府運用構想を実施するプロセスの中には、デジタル・データの生成・管理・利用に関するユーザ運用概念を開発することが必要となる。

どのようなシステムであれ、調達プロセスでは、システムの自動化・統合化機能を最大限に活用するための情報戦略を開発することが大切である。そして、このような情報戦略では、一度生成・蓄積されたデータを多数のアプリケーションプログラムで何度もアクセスできるようなコンピュータ環境を構築することが大切になる。

GCOとは、このような情報戦略を目指したものであり、システムを管理・設計・製造・支援するすべてのライフサイクル活動において、技術データに対する調達側のニーズを明らかにすることを目的としたものである。

また、調達管理者は以下の事項を検討する際にGCOを役立てることができる。

 

●既に決定している、または開発しているハードウェア/ソフトウェア上でのプログラム・データを管理し、使用することの適否

●データ形式、データの利用頻度、及び各ユーザに対するデータ・アクセスまたはデータ配布のタイミング

●ライフサイクル中のすべての活動に対するデータの利用法、審査または承認プロセス

●ユーザの配置及び基本機能

●フォーマット、媒体、適用標準、既存の通信機能等に関するデータ交換機能

●アクセス権の決定と制約

●データ・フォーマットやデータ内容に関する受け入れ要件、並びに処理可能なデー タ・ファイル(テキストデータ、グラフィックスデータ、英数字データ、音声/画像データ、統合化データ)またはCITISオンラインデータに関するプロダクトデータの受け入れ手続き

 

また、GCO作成業務の手順を以下に示す。必要なデータ形式の明確化から始まり、データ納入の手法及び媒体形式決定までの流れがあり、それぞれにおいて具体的な項目が指定されていることがわかる。

米国海軍では、このGCO作成の効率化を図るためGCOジェネレータと呼ばれるGCO自動作成ツールを提供している。

 

 

 

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