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3.ボランティア活動

ボランティアの養成と活動への援助

埼玉県立越谷青年の家 事業課

 

■ はじめに

 

今日,核家族化や少子化は家族構成に大きな変化をもたらした。また,機械化・合理化が進んで家庭生活が飛躍的に便利になったため,人と人とが直接ふれ合うことなく生活できるようにもなった。物質的な豊かさに押しつぶされそうな現代人が,心の豊かさを求めるのは至極当然といえよう。

こうした中で,自分の気持ちや考えを表現したり,感情をうまくコントロールすることが不得手だという青少年が増えてきている。このような青少年の実態を改善していくためには,人と人とが関わり合う場をより多く設け,活動やコミュニケーションを通して心の交流を図っていくことが必要である。

そこで,ボランティア活動を促進し,なすことに喜びを感じたり,今までにない新たな人間関係を築くことで,満足感・達成感・存在感を体得し,生きる喜びや生きる自信を生み出すことは大変大切なことである。

このようなことを踏まえ,青少年のボランティア活動を通しての社会参加という観点から,越谷青年の家の取り組みを以下に紹介する。

 

■ ボランティア養成事業

 

1 事業の概要

生涯学習ボランティア活動総合推進事業は,埼玉県教育委員会が主催し,次の3本の柱を組み県立青年の家並びに県立少年自然の家をその実施機関としている。

(1) 推進組織の設置及びボランティア事業に関する連絡・調整

?@生涯学習ボランティア活動総合推進委員会の設置

?A生涯学習ボランティア事業事務連絡会議の設置

(2) ボランティアの養成・研修事業

?@高校生等ボランティアセミナーの実施

?A大学生・専修学校生ボランティア養成講座の実施

(3) 生涯学習ボランティア相談窓口の開設

?@生涯学習ボランティア相談業務の実施

?A生涯学習ボランティア情報コーナーの設置

?Bボランティアバンクとの連絡調整業務の実施

2 高校生等ボランティアセミナーと生涯学習ボランティア相談窓口の開設

この2つの事業は,青年の家で実施しているものである。初めに高校生等ボランティアセミナーの取り組みについて紹介する。

(1) 高校生等ボランティアセミナー

このセミナーの目的は,「高校生,専修学校生(高等課程)や一般県民を対象に,体験活動をとおしてボランティア活動に関する基礎的知識・技術の習得と普及を図ることにより,参加者自らをボランティア活動へいざない,地域活動への参加のきっかけづくりとする」ことである。

 

 

 

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