《資料》
アンケート調査へのご協力のお願い
謹啓 皆さま方におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、このたび、私ども財団法人全国精神障害者家族会連合会(略称、全家連)では、日本財団の補助金を受けて、全国の皆さまを対象に、こころの健康と精神障害の理解に関するアンケートを実施することになりました。
全家連は、精神障害者とその家族のための福祉事業団体として、昭和40年の結成以来、精神障害者の福祉の増進と社会の理解を得るためのさまざまな活動を行ってまいりました。その運動の成果もあって、平成7年には福祉対策が盛り込まれた精神保健福祉法が実施されることになりました。またこの法律によって、全家連は厚生大臣から社会復帰促進に関わる国の研究・研修・啓発の中核センターに指定されることになりました。
今回、精神障害者に対する社会の理解をさらに深め、今後、精神保健福祉対策をよりよくする可能性をさぐるために、この全国アンケート調査を企画しました。
同時に、最近では、こころの健康に関する取り組みが、精神障害者の問題に限らず、児童や成人、高齢者などさまざまな年代に、そして学校、職場、地域社会、大規模災害時の救援活動などといった場面で必要とされるようになってきました。私どもといたしましても、こころの健康の問題に出会い悩んできた経験を、社会に役立てて行こうと考えております。このアンケート調査では、皆さま方のこころの健康に関する要望をうかがうことにより、社会全体でこころの健康の問題を考える手がかりを得たいと思っております。
私どもの趣旨をご理解いただき、よろしくご協力くださいますようお願い申し上げます。
このアンケート票は、11月7日から11月25日頃までの間に調査員が回収にうかがいますので、その際、調査員にお渡しくださるようにお願いいたします(調査員は夕方や土曜日・日曜日も活動しています)。
お忙しい中たいへん恐縮ですが、よろしくご協力をいただきますよう、重ねてお願い申し上げます。 敬具
平成9年11月
財団法人 全国精神障害者家族会連合会
厚生大臣指定法人 精神障害者社会復帰促進センター
理事長・センター長 山下利政
お問い合わせ先:
(財)全国精神障害者家族会連合会
保健福祉研究所 調査事務局(担当:真矢(まや)、吉野)
Tel 0120-55-7583[フリーダイアル]
〒110 東京都台東区下谷1-4-5